多くのアフィリエイトサイトが順位下落


Googleが品質の低いコンテンツを検索結果の上位から排除するために「パンダアップデート」と呼ばれるアルゴリズムを取り入れたのは2011年2月で、米国から運用が始まりました。いまでは日本語、中国語、韓国語だけがテスト運用の段階にとどまっているだけで、その他の言語についてはすべて、このアルゴリズムが適用されていると報道されています。

このアルゴリズム、パンダアップデートが導入されるようになった原因は、ほかのサイトからコンテンツをコピーして作ったような、独自性のないコンテンツが検索結果の上位に表示されることが頻繁に起こりだしたからです。

たった一ページしかない、いわゆるペラサイトや機械生成でできたワードサラダといったページはもちろんのこと、ほぼ同じようなコンテンツでできているYahoo!知恵袋、教えて!goo、OKwaveなどのQ&Aサイトも対象になっているようです。それにしても、Q&Aサイトはどうして同じコンテンツでできているのでしょうか? ちょっと不思議です。


Googleが検索結果の上位に表示させたいのは、ユーザーの役に立つレビュー、調査結果など、独自性のあるコンテンツです。このことはGoogleの公式ブログで公表されている通りです。

パンダアップデートはこれまでに何度かアルゴリズムが変更されてきているようで、いまはまだ検索結果にむらがあり「いまGoogleは混乱している」といわれています。

SearchEngineRoundTableというサイトでは、このアルゴリズム変更によってどのようなサイトが影響を受けたかというアンケートを実施し、2011年9月29日にその結果を公開しました。

Results: Type Of Sites Hit Hardest By Google’s Panda Update

グラフが載っていますが、一番影響を受けたのはアフィリエイトをしているサイトで、ネットショップ、Q&Aサイトと続きます。その次はブログでした。

アフィリエイトサイトとネットショップは独自性のあるコンテンツがほとんどないと判断されたようで、Q&Aサイトは前述したようにコピーサイトとでも思えるような状況だからでしょう。

被リンクだけで評価されるとすると、ネットショップやQ&Aサイトの被リンクは多いはずなので、パンダアップデートでは、被リンクの数でサイトの評価を上げるというPageRankロジックの重みを下げたと予想できます。

要は、独自性のあるコンテンツを持っているかとどうかいう点により比重を置いて評価するようにしたということで、アフィリエイトをしているページを標的にしているわけではありません。これについてもGoogleは公式ブログで「アフィリエイトを嫌っているわけではない」と書いています。

アフィリエイトをしているページの評価が低いのは、オリジナリティーのあるコンテンツ、たとえばレビューや商品比較など、ユーザーの役に立つ情報が少ないからだとGoogleはいっています。

商品を紹介するブログでも自分の目と頭で情報を探し、自分の考えを入れると独自なコンテンツを作ることができます。

Googleが求めているのはそうしたサイトで、日本語にもパンダアップデートが適用されるようになると、そうしたサイト以外は検索結果の順位を大きく下げることが予想されるのです。


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