IPアドレス分散でのSEOは神話

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検索エンジン対策を商売にしている業者、いわゆるSEO業者のなかには「違うIPアドレスから被リンクを送るので高いSEO効果があります」とうたっているところがあります。

IPアドレスが違うということは、違うサーバーを使っているということです。それらのサーバー上に作ったサイトからリンクを送るので、リンクを送られたサイトが検索結果の上位に表示されるようになるというのです。

アフィリエイトのノウハウを説いている書籍や情報商材でも、メインサイトへリンクを送るサテライトサイトは、別々の運営会社にした方が、IPアドレスが分散されるので効果があると解説しているものがあります。

これについては、アメリカのGoogle技術担当ディレクターが否定しています。


「IPアドレスが分散しているからといって、リンクの価値に差はつけていません。リンクの価値は同じです」と。

ただし、数千ものリンクが同じIPアドレスから同じサイトに向かっているときにはリンクの価値が下がることはあり、それがSEO業者のサイトから発したリンクであるときには、リンクの評価がゼロになる場合や、インデックスが削除されることがあるようです。

つまり、被リンクIPアドレスの分散は、リンクの評価を高めることにはならない、ということ。

また、同一IPアドレスからのリンクがマイナスの評価を受けるのは、数千ものリンクがあるときで、数十、数百なら問題にならない。ただし、SEO業者からの被リンクは少数でも検索結果順位の下落や、インデックス削除のリスクがあることは、Googleが公式ブログで書いているので注意が必要です。

Googleはリンクの評価をするときに、IPアドレスではなくドメインの違いを考慮しています。いろいろなドメインからのリンクを受けているサイトのほうが、同じドメインからのリンクを受けているサイトよりも、リンクの数が同じであれば評価されるということです。

整理すると、

・同じリンク数ならIPアドレスが同じでも違っていても評価は変わらない。
・さまざまなドメインからリンクを受けた方が評価は高くなる。
・SEO業者からリンクを買ったり、不正な手段で検索順位を上げようとすると、悪くするとインデックスが削除される

ということになります。

ただ、Googleは自分が運用するサイト同士を相互リンクすることは、そう問題にしていません。ですから、数多くのブログでアフィリエイトサイトを作っているときに、そのサイト同士を相互リンクすることは問題ありません。

が、数百、数千ものブログからリンクを送ると「不正な手段」と判断されることもあるかもしれません。ものには限度がありますから。そこは、Googleの判断次第です。

わたしたちはアフィリエイトをするためにたくさんのブログを作ることが多いのですが、違うドメインからのリンクの方が評価が高いので、たくさんの違うブログサービスを利用した方がいいということにはなります。

これは、IPアドレスが分散されるから効果があるのではなく、ドメインが違うから効果があるのです。

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