検索サイトが支配する


最近、携帯電話のau(KDDI)と Google の提携が発表されました。携帯でもパソコンのように簡単にネット上の情報を探せるようになるわけです。

日本では、まだ Google より Yahoo! を利用するユーザーが多いようですが、欧米では Yahoo! は検索エンジンとしては、Google と msn に負けることがほぼ確実になったようです。

日本も、Google と msn が主要な検索サイトになるのかもしれません。


また、Yahoo! のようなポータルサイトの利用者も欧米では減少しているようです。もうポータルサイトで扱うにはウェブサイトの数が多くなりすぎたことが原因のようです。総合ポータルサイトの役割が終わりに近づいているのかもしれません。

と思っていたのですが、5月27日の日本経済新聞に

「米ネット、3強軸に集約」

という記事が載っていました。

世界のインターネット利用者は約7億人で、このうち5億4千万人が msnを含むマイクロソフトのサイトを閲覧し、Google は約5億人、Yahoo! が約4億8千万人の閲覧数という順になっているのだそうです。

どうも携帯電話会社や電子決済会社、バーチャルモールと提携することにより複合的な利用価値を求めて競争が激化しだしたようなんですね。

インターネット市場の規模が、小売市場全体の8パーセントを占めるようになったことにより、リスティング広告からの収益が非常に大きな収益源となっているようです。

このことは、Yahoo! や Google で検索したときに表示されるリスティング広告の多さでも何となく納得できます。

ただ、検索結果の順位をリスティング広告の提供企業などの情報に重きを置いて表示したりするような不公正(あるいは不公平)なことが行われるときには、利用者の信頼を失ってしまうことになる、とも書いています。

Yahoo! JAPAN の検索結果は、未だディレクトリに登録されているサイトが検索結果の上位を占めるなど、「どうかな」とわたしは思いますが、一般のユーザーはどう思っているのでしょう。

ともあれ、現在のところ、インターネット上の情報を探すためには検索サイトを使うのが一番便利であることは確かです。

ということは、大手検索サイトが世界中の大中小企業を支配下に置いているようなものです。検索結果のアルゴリズムを少し変えるだけで、企業の収益に直接影響を与えることが可能だからです。検索サイトがインターネット市場を支配していると言ってもいい状態なのですね。

これからどうなっていくのでしょうか。


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