犬の十戒

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「あなたにほめられたくて―犬の十戒」という本をアマゾンで買いました。

「犬の十戒」そのものは、月刊誌に載っていたので知っていました。また、インターネットでも下記のようなサイトで紹介されています。
(注:音楽が鳴ります)

http://www5.ocn.ne.jp/~select/Ten-Commandments.html

とてもいい詩なのです。


アマゾンのカスタマーレビューを見てみると、「涙があふれた」とか「号泣した」などの感想が書かれていて★5つなのです。

私は「詩の他にどんな文章が書かれているのだろう?」と思ってしまいました。なぜなら、詩自体は確かにいい詩ですし感動もするのですが、涙が流れるほどのものだとは思えなかったからです。

届いた本を見てみると、犬の写真が載っていること以外、あとがきを除いては月刊誌で見た詩と同じ文章だけでした。

ちょっとガッカリしてしまいました。でも一ページ一ページ時間を掛けて犬の表情を見ながら詩を読むと、感情移入が大きくなってきます。買って損をした、という気持ちにはなりませんでした。これから何度でも手に取るような気がします。

ところで、私がこの本を買おうという気持ちになったのは、アマゾンのカスタマーレビューを見たことが決定的な契機なのですが、この本の存在を知って「見てみたい」と思ったそもそもの原因は、ラジオ番組でいい本だと紹介されたからです。

月刊誌でこの詩を知って、その後ラジオで「いい本だ」と聞いたので心に残っていたのですね。それで、ふと思い出したときにその本を検索してみたのです。

メールマガジンで連載した無料レポート「インターネット広告」のなかで『人が商品を購入するためには、商品情報に複数回接触する必要がある』と書きましたが、私がこの本を購入するまでには、やはり複数回の情報接触をしていたのです。

そして商品購入の決意をしたのは、カスタマーレビューを見たときでした。実際にその商品を買った(と思われる)人の意見を参考にした(というよりは「その人達の意見に従った」)ときなのでした。

この経験で「人の記憶に残ったものは、別の機会に想起されることがある」ということが分かります。

月刊誌を見たのはずいぶん以前のことですし、ラジオでこの本の話題を聞いたのもかなり前のことで、しかも一回きりのことです。ただ、興味のあることだったので心に残っていたのでしょう。

こうしてみると、テレビや新聞雑誌で取り上げられた事柄は、CMも含めてその情報と接触してから時間が経っても、興味のある人の心には残っているのですね。

このことは、マスメディアで特定商品のCMを打ち切った後でもインターネット広告だけでその商品の認知度を高めたり継続できたりするということを意味し、実際にそうした効果があるという調査結果が出ています。

ですから、マスメディアでの広告が終了した商品だからといって「その商品の旬が終わった」とはいえないわけですね。

むしろ、そうした媒体で商品情報を得られなくなった人で商品に興味を持っていた人達は、インターネットで再度その商品情報に触れたときには、より一層の注意を向けることがあります。

そうした人達にとって魅力のある商品情報を提供できたなら、あなたのサイトでその商品が買われる可能性が高いのです。実際の購入体験なら「決定的」かもしれません。

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