旅の邪魔をしない

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ネットサーフィンというのは、一種の旅ですよね。最初に訪れたサイトにあるリンクをクリックして、次のサイトへ。そして、そのサイトにあるリンクをクリックして、また別のページやサイトへ。

一番初めのサイトを訪れた目的は「今日の天気予報」だったのに、一時間後には「我が妻との闘争」を夢中になって読んでいるとか。

○→我が妻との闘争

上で紹介したサイトは、何年も前にネットサーフィンをしていて見つけました。「土下座のシステム8」を読んで、さっそくお気に入りに登録しました。

なぜか「お笑いサイト」ではなく「政府組織資料」に分類されていますねぇ。
自分でもなぜこのフォルダに分類したのかは記憶にありませんが、同じ区分に「昭和レトロ コレクター天国」なんていうサイトもありますね。

○→昭和レトロ コレクター天国

分類がいい加減ですね・・・


ま、それはともかく、インターネットの楽しみの一つはネットサーフィンです。時間の経つのも忘れて、次から次へとサイトを渡り歩きます。

人間の思考というものは、ある事柄について集中して考えようとしても、なかなかそうはいきません。一つのことに集中しているつもりでも、その思考途中に思い浮かんだある事柄がきっかけとなって、全く別なことを考え始めたりします。

こうした思考の変遷がなければ、人間には発明も発見もできないでしょう。天才が天才たるゆえんは、この思考の転換を逃さないで、そこに意味合いを見つけることができる、ということなのだと思います。リンゴが木から落ちるのを見て重力を発見したのがたった一人しかいない、という逸話がそれを物語っていますね。作り話らしいですが・・・

いったい何が言いたいのでしょうね?

それは「人間を一つの考えに縛り付けておくことは、ほとんど不可能に近い」
ということです。

そんなことは分かり切ったことだと思いますよね。

でも、ビジターにそうしたことを強制しているウェブサイトが結構あるのですよ。

商品画像をクリックすると別ウィンドウに提携先を表示させているアフィリエイトサイトなどもそうです。

ウェブサイトで商品画像をクリックした人の意識、興味は、もうそのサイトから商品へと移ってしまっているのです。意識が変遷したのですね。その後、その商品を結局購入しなかったとしても、別ウィンドウを閉じたビジターの興味が再度元のサイトに向かうという保証はありません。たとえ、そこに元のサイトを表示しているウィンドウが開いていたとしても。

ショップのウィンドウを閉じたら以前見ていたサイトのウィンドウがまだ残っていた。
「うっとうしい」
と思われてしまうかもしれません。

だって、もうそのサイトには興味がないのにウィンドウが開いているのです。
わざわざマウスを動かしてクリックをしてウィンドウを閉じなければならないのですよ。興味がなければ面倒なだけです。

検索エンジンで商品を探していて、とあるウェブサイトを訪れた人は、次回にその商品を探すときにも検索エンジンを使うと予想できます。

ということは、別なウィンドウを開いて提携先に行ってしまったとしても、購入するしないにかかわらず、次回も同じ商品紹介サイトを検索エンジンで探し出す可能性も高いのです。

また、同じような商品を何度も検索エンジンで探すのが面倒だと感じた人はそうした商品を紹介しているウェブサイト自体をお気に入りに登録してしまう可能性もあります。これは、別ウィンドウを開かないがために、大元のサイトが分からなくなるからですね。また探すのが面倒なのでお気に入りに登録するのです。

検索エンジンから来たビジターがどういう行動を取るのかは、ビジター自身が決めます。その人の行動を規制することはできません。

ですから、自分のサイトのウィンドウを残しておいて、さらに別なウィンドウを開いてビジターを提携ショップに誘導するというようなことは、その人に不愉快な思いをさせることはあっても、いい感じを抱かせることはありません。

もし、別ウインドウを開くことが売上げアップに有効なのであれば、多くの企業サイトがそうしているでしょう。でも、実際にはそんなショップは滅多に見かけません。

ビジターには嫌な思いをさせない方がいいですよね。

ビジターには、ゆっくりと気が済むまでネットサーフィンという旅を楽しんでいただきましょう。

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