リンク元は?

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以前「今では、お気に入りから訪れる人は、ほとんどいない」と書きました。「そんなことありませんよ。お気に入りからたくさんきていますよ!」という方がいるかもしれません。

もし、あなたがメールマガジンを発行している場合は、アクセス解析の見方を間違えている可能性があります。お気に入りから来てくれている人の割合が異常に高いようなときは、そのほとんどは、単にメールマガジンのリンクをクリックしてみた結果、あなたのサイトを訪れたのです。


アクセス解析をするには、java、Perl、PHPなどの言語でアクセスログを解析するスクリプト(プログラム)を書きます。お気に入り(ブックマーク)から来ているかどうかは、サーバーがブラウザに渡す「環境変数」という変数の中の、HTTP_REFERERという変数を参照することによって判断できます。

HTTP_REFERERという変数は、あなたのホームページに来る前のページのURLを格納しています。http://www.foo.bar/ というページからあなたのページに来た場合には、HTTP_REFERERには、http://www.foo.bar/ という文字列が入っています。

さて、お気に入りから直接あなたのホームページを訪れたときには、ブラウザの環境変数HTTP_REFERERには、何が入っているのでしょうか。実はブラウザなどによって様々なのです。ネットスケープ・コミュニケーターの場合は、bookmarksという文字列が入っているようです。(全部かどうかは分かりません)インターネット・エクスプローラの場合は、空文字列が入っています。

メールマガジンのリンクをクリックした場合には、やはり空文字列が入ります。これはインターネット・エクスプローラのお気に入りから来た場合と同じです。要するに、区別が付かないのです。

ちなみに、ウェブメールのリンクをクリックしたときには、ウェブメールのURLが入っているので分かります。また、あなたのホームページをパソコンにダウンロードしていて、そのページのリンクをクリックしてやってきた場合には、ドライブパスが入ります。たとえば、
C:Documents and SettingsusernameMy Documentshogehoge.htm
などとなります。

アクセス解析をする場合には、そのサービスによって「お気に入り」の取り扱いが違うので注意する必要があります。「忍者アクセス解析」というサービスでは、bookmarksと空文字列は「ブックマーク」に分類されているようです。これは「ブックマークに分類されている訪問者数は、お気に入りから来たもの
とは限らない」ということを意味します。

あなたがメールマガジンを発行していて、本当にお気に入りから来た人の割合が知りたいと思っているときは、メールマガジンの中からホームページには直接リンクを張ってはいけません。CGIを組んで、間接的にホームページに来てもらうようにする、などの対策を取る必要があります。

今回の話題は、アフィリエイトやネットショップと直接関係しないと思われたかもしれませんが、アクセス解析を利用するときのひとつの穴、勘違いしがちな点ですので、取り上げました。アクセス解析の結果をどうみるかは、売上げに直に跳ね返りますので、知っておいて損はありません。

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