アフィリエイトの歴史


アフィリエイトのアイデアは、1996年にアメリカのアマゾン・ドットコムが始めたアソシエイト・プログラムで、そのエピソードは次のようなものだといわれています。

アマゾンの創始者であるジェフ・ベゾスが友人のパーティーに参加したとき、参加者の一人がジェフのところにやってきて質問したそうです。

「わたし、離婚をテーマにしたウェブサイトを運営しているんだけど、何とかお金儲けにならないかと考えているの。わたしのサイトは結構人気があって、訪問者の買いそうな物を販売したら売れると思うのよ」

それに対しベゾス氏が「可能性はあると思うね。でもオンラインで販売する場合、決済のこととか配送の体制などを整えなきゃいけないから、最初に何かテストでちょっとしたものを売ることから始めたらいいんじゃないかな」

その参加者は「いいアドバイスだわ、ありがとう。ところであなたは本を扱っているのいるのよね。手始めに本を売るっていうのはどうかしら」

このときジェフは「そうだ、彼女のサイトにアクセスしているビジターに離婚関係の本を薦めたら売れるんじゃないか」

このようにして、同じ見込み客を持つホームページ運営者と提携し、その見込み客が商品を購入したときに一定の対価を支払う、という形でアソシエイト・プログラムは生まれました。

と、書いておいて「実は・・・」と続けます。

実は、アマゾン・ドットコムが始めたアソシエイト・プログラムよりも2年ほど早く、CDNOWという音楽CD販売サイトが成果報酬型広告(アフィリエイト)を始めていました。

CDNOWは、音楽に関連したコンテンツを持つサイトで、しかもクォリティーの高いサイトに限定して成果報酬型広告を展開しました。その結果、広告掲載サイトの幅を広げることが出来ずに倒産して市場を去りました。

アマゾン・ドットコムは、広告掲載をするサイトの質にはそれほどこだわらないでアソシエイト・プログラムを展開し、急速にアフィリエイト・サイトを増やして成功しました。

アフィリエイトという成果報酬型広告を展開する場合には、広告を提供する企業側が、広告を掲載してくれるサイトの幅を狭めると失敗する、という教訓がここにあるのです。

さて、アメリカでは2004年からインターネットが有力な広告媒体として定着してきています。

アメリカの調査会社のインタラクティブ・アドバタイジング・ビューローが2004年9月にまとめた調査では、2004年上半期のインターネット広告の総収入は、2003年同期比の約40%増で、インターネットバブル最盛期の2000年の同時期を上回る見通しで、2006年にも雑誌広告の市場規模に肩を並べると予想され、長期的には雑誌広告を上回る規模になるのは確実なようです。

インターネット広告全体の4割を占める広告手法は、検索エンジンサイトの検索結果に関連する広告を表示する連携広告( Google のアドワーズ広告やアドセンス広告のような広告)です。

このような検索結果連携広告は、不特定多数を相手にしたテレビ広告などよりも、特定の潜在的な見込み客をターゲットにすることが出来るということで、年率2倍の勢いで市場が拡大しています。

この検索結果連携広告のうち、Google アドセンス広告はアフィリエイトをしている個人のホームページでも取り入れることが出来るため、以上のインターネット市場拡大の調査結果は、アフィリエイターにとってとても興味深い数字です。

アマゾン・ドットコムが始めアメリカで拡がったアフィリエイト・プログラムは、2001年位から日本でも拡がりはじめました。


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