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オリオン座の左上、オリオンの右肩に位置するところに赤く輝く星があります。この星はベテルギウスという赤色超巨星なのですが、もうすでに星の命の末期にあり、いつ大爆発を起こしてもおかしくない状態になっています。
ベテルギウスの直径は約13億km、太陽の直径のおよそ1000倍にあたります。太陽系の中心、太陽の位置にベテルギウスを据えると、星の縁が木星の周回軌道近くに達するほどの巨星なのです。
問題はその距離。太陽系からとても近く、地球からおよそ640光年しか離れていません。
そんな近くで超新星爆発を起こすので、地球から見ると、直径は太陽とほぼ同じ。明るさは満月の100倍にもなると予想されています。昼間でも肉眼で見えるので太陽が二つあるように見えます。
そんな天体ショーが来年にでも起こりそうなのです。いま日本のスーパーカミオカンデは、爆発直前に発せられるニュートリノの検出に備え、世界中の天文学者たちは爆発時の観測体制を整えています。
というわけで、望遠鏡が売れそうですよね。ただ、太陽ほどの大きさがあるので双眼鏡でも観測できそうです。フィルターをかけないと危険かもしれませんが。
ベテルギウスの写真はわたしが持っている素材集になかったので、太陽の写真を用意してみました。赤色超巨星なので上の写真のような感じでしょう。ただ、まん丸ではなくガスをたくさん噴出しているので、お供え餅のような感じだそうです。
こちらのサイトが詳しそうです。
http://d.hatena.ne.jp/active_galactic/20100213/1266065518
なにかの天体ショーが起こるときには、天体望遠鏡がすごく売れます。流星群ごときでも売れるのですから、赤色超巨星が爆発したところは誰もが見たいでしょう。
個人が買える光学式望遠鏡には、屈折式、反射式があり、目標を捕らえる装置としては、経緯台と赤道儀があります。経緯台は初心者に扱いやすく価格も安いです。赤道儀は価格が高く重いですが、星を長時間追跡観測するのに適しています。
天体望遠鏡で有名なメーカーは、ビクセンとケンコーあたりです。安いものから高いものまで作っています。
買うときには、倍率ではなく集光力や分解能のよいものを選びましょう。レンズや反射鏡の品質で集光力や分解能は大きく差が出ます。倍率は接眼レンズを変えるといくらでも高くなりますが、像がぼやけて暗くなります。
ベテルギウスの爆発だけを見るのではなく、普通の星も観測をしたいのなら、3万円以上の望遠鏡を買いましょう。価格の安いものは安いなりの性能しかありません。1万円台のものはオモチャです。
はじめて望遠鏡を買うなら屈折式経緯台がおすすめ。操作しやすいです。反射式は操作しづらいところがあり、反射鏡を定期的に磨かないと使えなくなりますし、光軸を調整する必要もあります。でも、コストパフォーマンスがいいのは反射式です。
一概には言えませんが、星座や星雲などをザックリと見てみたいときには屈折式がよく、木星や土星などの惑星をじっくり観測したいときには反射式赤道儀がいいでしょう。
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